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「マダム・イン・ニューヨーク」を観た

【昼ごはん】
20150224_1.jpg
ムール貝たんまりのレッドカレー。






【夜ごはん】
20150224_2.jpg
なんか、全体的に赤い夕ごはん。
シメジと小海老とトマトのガーリック炒め、シラス納豆、糖質0g麺の豚キムチ味。




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TSUTAYAで「ルーシー」を借りようと思ったら20枚ぐらい並んでたのにぜーんぶ借りられていたので「マダム・イン・ニューヨーク」を借りて観ました。公式サイトの予告編はこちら。
上映してるときにとっても評判がよかったのに、映画館で観られなかったのです。




あまりに素晴らしかったので、もしかしたらDVDを買うかも。
主人公のインド女性が絵から抜け出たように完璧に美しく、最後まで見とれてしまいました。
英語ができないために娘に見下した物言いをされて傷つき、夫の言葉に傷つくのだけど、恨んだりという醜い感情にならず、用事で訪れたニューヨークで4週間の英語スクールに通う前向きなお話。



誰も死なないし誰も病気にならないし、誰も戦わないのに、すっごく面白い。
胸がいっぱいになる素敵な素敵な映画でした。
観おわったら、優しい、前向きな、希望や勇気がねえ、わくんです。映画の力ってすごいなぁって思える映画。




内容がねぇ、(インドのお母さんも日本のお母さんもおんなじなんだなぁ。夫婦の会話って日本もインドも似てるんだなぁ)ってびっくりしました。
盛り上がるところはネタバレになるから書かないけれど、夜中に一人で感動してウルウルしながら(いい映画だった!いい映画だったよぅ!)って興奮してました。




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昨日、黒いさんの体調が良くないので病院に行きました。
いえ、ガツガツ食べてトイレ散歩くらいはできるんですけどね。
腫瘍がここ数日で急に大きくなったので、万一の事態に備えて痛み止めをもらいに行ったけど、「自然に任せましょう。痛くないようにしましょうね」と言ってくれた爺ちゃん先生はお留守でした。

なので30歳ぐらいの若い先生が診てくれたのだけど、「インターフェロン」とか「サプリ」とか「最後まで美味しくごはんが食べられる薬」とかの話をなさいました。




治るならともかくしんどそうにしている黒いさん、役目を終えてゆっくり土に返ろうとしてる黒いさんを引き止めていいのかわからないので、私は黙っていました。
最後まで食欲が落ちない薬も、そんな不自然に空腹感や飢餓感を呼び起こすことがいいことなのか私にはわかりませんでした。




人も動物も、最後は飲みたくなくなり食べたくなくなり、消化器官がエネルギーを使わないようにして静かに穏やかに一生を閉じていくんじゃないのだろうかと思っているからです。閉じようとしてる消化器官に食べ物を入れたりしたら、治ることのない苦しみが長引くんじゃないかと恐れています。




私が黒いさんだったら、治らぬ病気になって長いこと病気と共存して、人間だったら90とか100とかの年齢になって静かにゆっくり命を終えようとしてるときに、おなかのすく薬なんぞ飲ませてくれるなと思うけれど。
私が命令すれば苦い液体の飲み薬でも我慢して口にするような黒いさんだからこそ、余計に「私が別れたくないから」という理由で苦しませたくはないのです。






先生のご気分を害さないように、やんわりと私の気持ちを伝えていけたらなぁと思案中です。
*検索したら私が言いたかったことは福井県の臨済宗のお寺さんのHPにまさにそのまま書いてありました。
臨済宗のお寺のHPの「自然死のはなし」参照。


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コメント

お気持ち分かります

今まで3頭のワンコを送りました。
チャム(ラブ・13歳で旅立つ)が食べなくなった時・・・
毎日、1ヶ月・・・点滴・注射に通いました。
獣医さんが・・・
“病気というより、年齢から来る多臓器不全。こうやって点滴するのも、どうなんだろうね。後は飼い主さん次第”
と、言いました。
大好きな獣医さんだったのですが、点滴に通い始めて1ヶ月経って、チャムが嫌がり出したのです。
それを見て、主人が、『今日で点滴止める』
と、決断しました。
チャム、定休日まで飲まず食わず5日間頑張ってくれました。
旅立った後、主人、相当落ち込みました(私とは再婚ですが、前の離婚時にも寄り添ってくれたコだったので)
昨年、旅立ったリムは2年半かけて腫瘍が大きくなり・・・
(手術をしない選択をしたので、よく頑張ったと思います)
旅立つ前は、もっと点滴とかしようか?とか悩みました。
でも母に、『長引かせるだけなら可哀相やで、静かに送ってあげ』
と、言われ無理強いはしませんでした。
分かっていたのですが、その決断は、本当に苦しいものです。
そういう別れを決断された方は、同じ思いです。
でも、それが1番の幸せである事も間違いないのかもしれません。
その気持ちを話せば、獣医さんは分かってくれると思います。
そうじゃない獣医さんはダメです(笑・ごめんなさ~い)
ある方に・・・
『どうしてほしいか、ワンコに聞いてごらん』
って、言われました。
瞳を見ていれば、黒いさんも何か訴えてくれてるかもしれません。
まるみさんが1番・・・黒いさんの気持ちが分かるのですから。
  • 2015-02-24 20:33
  • URL
  • チャム・リム・Y #fidKPfzc
  • Edit

腫瘍と戦っていた子、今日天国へ行ってしまいました。


再発が解ってから腫瘍がまた小さいうちは、ゆっくりでも一生懸命お迎えに来てくれたりしていましたが大きくなってくるにつれてあまり歩かなくなりました。

再発した腫瘍は肺に転移したようで、肩で大きく息をするようになり、呼吸で口が開くようになったからかお水ばかり飲んでいました。
動くの辛いだろうにオシッコはきちんとトイレまで頑張って歩いていました。
ここ二日程、ペーストのご飯も食べなくなってしまったのでシリンジで少しだけ栄養価の高い流動食を与えていました。
歩くのもフラフラで途中で倒れ込んでしまう程弱っていましたが、好きな物(ササミ等のお肉)を目の前に持って行くと少し口を付けるので(『食べたい気持ちがあるのに気持ち悪くて食べられないんだな…』)と思い、先生に診てもらって少しでも回復するのなら(生きようとする気持ちや気力がありそうなら)点滴等をしてもらう。もう苦しいだけなら安楽死をお願いしようと…。

家をでる前に自力で頑張ってトイレに行きました。
そして病院まであと5分という所で息をしなくなってしまいました。
私が見つめている時に、私が撫でている時に。


側に居ない時やお風呂中、寝ている間、そんな時に逝ってしまったらどうしようと不安な日々でした。そんな気持ちを感じ取ってくれて頑張って生きて今日その時を選んでくれたのかなと思っています。


何をどれだけやっても後悔は残る。
選択肢がある場合、別のほうを選んでいたら良かったのかな…とか。


気持ちを言葉で聞けたらどんなに良いだろうといつも思います。

この数日、反応も鈍くなってしまっていましたが毎日『大好き』と伝えてきました。
まるみさんも毎日たくさん『大好き』を伝えてあげて下さいね。

長文失礼致しました。
  • 2015-02-24 22:16
  • URL
  • ひよこ #obWbQ39E
  • Edit

黒いさん、大好きだよ♪

まるみさん、今晩は。
インスタグラムでお世話になっているnamitaro615です。
昼も夜も赤系のご飯、美味しそうです♪
糖質0g麺、こちらにも入って来てくれないかな~と、首を長くして待ってます。
豆腐麺というのがありますが、糖質はあります。そして不味いです。^^;

穏やかな黒いさんが、どうしてもうちの大人しい~ハスキーと重なって、密かにずっと(あ、インスタでは告白しましたが)応援しています。

うちの犬が3年前、首から下がマヒして寝たきりになった時、1ケ月経ったくらいから周囲に安楽死を勧められ、私もこのまま自分のエゴで生きていてもらって良いのかと悩みました。
お別れしたくない!の一心で、目意外無反応の犬に話しかけて。。。
知人から、「食べられるうちは生きたいんだよ。その間はお世話したら?」と言われ、救われました。
ご飯を見せると頭だけは支えてあげると辛うじて持ち上げられたので、毎日ほんの少しのご飯(スプーン3杯くらい)だけは楽しみにしていたようでした。
食べなくなった時、きっとそれが旅立ちたいという合図なんだと思い、その時が来たら、自分の別れたくない気持ちにサヨナラしようと、それだけは思っていました。

獣医さんの気持ちを害さずに気持ちを伝えるって、本当に難しいですよね。
私も、抗がん剤や専門用語満載の新薬のあれこれを断るのが苦痛で、途中から意気地なしなので連絡しなくなってトンズラしました。^^;

黒いさんの時間が、穏やかにゆっくり流れてくれますように。
  • 2015-02-25 00:35
  • URL
  • なみ太郎 #SR/QK.QU
  • Edit

◎チャム・リム・Y さんへ

今となっては手術という選択肢があったかもと思いますが、腫瘍を見つけたときに「痙攣発作がある老犬だから手術は無理」と断言されたときに私、(手術しないという決断をしてもらった)という気持ちがあったんですよ。
まあ13歳で手術をしたとしてもラブラドールの16歳とか17歳とか、可能性としては限りなく低いからもうすぐ15歳の黒いさんにとっては手術しないでここまでこれたからヨシとしています。
今日もガツガツバクバクとあれこれ食べて私とドライブしてウハウハはしゃいで歩きましたし。
犬のこともほかの事も、多くを望めば不満が残りますけど、今まで黒いさんが私にくれた幸せな時間を思えば、もう黒いさんに痛い思いはさせなくていいと今日ずーっと考えて自分を納得させていました。
ご主人さまもチャム・リム・Y さんも、いろんな思いを乗り越えてらっしゃってるんですね。
私だけじゃないですもんね。
  • 2015-02-25 16:33
  • URL
  • まるみ #-
  • Edit

◎ひよこさんへ

お別れなさったんですね。
旅立っていった子は、ひよこさんが毎日そばについていてくれてどんなに心強かったでしょうか。
今はきっと体も楽になって笑顔ですごしていますね、きっと。
旅立った子だけでなくひよこさんも、心が安らぐことができますように。
口の利けない動物なので、何をどうやっても後悔は残るでしょうけど、いかに自分が納得できるか、そこですよね。正解は無いんですから。
今日は白いさんを留守番させて黒いさんと二人でお出かけしてきました。
はしゃいではしゃいでいつもなら歩かない坂道をがんばって登ったりしていましたよ。
ひよこさん、どうか元気出してくださいね。
  • 2015-02-25 16:37
  • URL
  • まるみ #-
  • Edit

◎なみ太郎さんへ

私がこんなに「より少ない治療」にこだわってるのは、夫や義母を腫瘍で見送って、それまで痛くもなんともなく生活していた二人が抗がん剤を打った日からいきなり病人になった様子を見ているからかなあ。
抗がん剤の副作用で苦しんで苦しんであんなに生きたいと言ってた人たちが「もういい、もう治療したくない、楽になりたい」って言うのを見てたから。
病院は治療するところだから、病犬を連れて行けばお医者様はなにかせざるを得ないんだと思う。
「あそこは最後になんにもしてくれなかった」って言う人のほうが多いもの。人の病院でも犬の病院でも。
なみ太郎さんのコメントで(ああ、本当にそうだ)と思ったのは「食べなくなった時、きっとそれが旅立ちたいという合図」ってことです。
本当にそうだと思う。
食べなくなったら余計なことはしない、食べるのだったら一緒に付き添う一緒にすごす。
私が探していたボーダーラインはそこだと思います。
ありがとう。
今日はすごく元気に歩きました。おとといは横になったまま立ち上がれなかったんだけどね。
いい日と悪い日を繰り返しながら少しずつ悪くなるんだろうけど、そうやって私に心の準備をさせてくれてるんだと思うことにしています。




  • 2015-02-25 16:44
  • URL
  • まるみ #-
  • Edit

はじめまして

ブログいつも拝見してます。コメントは初めてです。

糖質制限からまるみさんのブログにいきあたったのですが、黒いさんと白いさんの日常が微笑ましく、いつの間にかそちらを楽しみに伺うようになりました。

この記事が痛く心に刺さったのでコメントせずにはいられなくて。

昨日15才のダックスが亡くなりました。呼吸器官の弁が動かなくなり周りも浮腫ができて喉を塞ぎ息ができなくなっている状態。最後は手術。して器官を広げ、成功したと思った翌日、急に心肺停止し虹の橋を渡ったのです。

知らせを聞いた後、手術した選択が間違いだった、病院で死なせてしまったとひどい後悔があって。

そしてこの記事を読みました。

彼は寿命だったのだと、でも私は少しでも長く一緒にいたい気持ちで、最後の最後で辛い思いをさせてしまったのかもしれません。
今安らかな顔で眠るように横たわっている彼をみて、やっとゆっくりできるねと謝るしかできないのです。

まるみさんの書いていらっしゃることが、心にすーっと入ってきて、涙が出ました。

乱文すみません。
  • 2015-03-07 08:40
  • URL
  • MH #-
  • Edit

◎MHさんへ

昨日、ですか・・・。つらいですねぇ・・・。
ずっと昔、自分の不注意で愛犬を死なせたことがあって、長いことその記憶に苦しんでいたらお友達が
「動物とのお別れに(これでよし)なんていうお別れはないんじゃないかと思ってる。何をどうやっても悔いは残るものだと思う」と言ってくれました。少し胸の痛みが弱くなった気がしました。
呼吸が出来なくなるのはあまりに苦しすぎるから、そりゃ病院へ連れて行きますよ。医師は助けてくれと差し出された命に懸命に向かい合ってくれたのでしょう。結果を見てから自分を責めないでください。どうなるのか、そのときは誰にもわからなかったんですから。その時その時、みんなが必死だったんですから。誰も悪くないんですから。どうか自分を責めないで。
犬はいつでも「今を受け入れる動物」だから。
助けたい一心で病院へ連れて行ってくれたMHさんの気持ちをちゃんとわかってくれてたはず。
私もいまだに(幼いときにさっさと避妊手術をしていれば)と意味のない後悔を毎日繰り返していますが、そうしたらそうしたで別のことで黒いさんの寿命は尽きたことでしょう。
今は「たくさんの幸せを飼い主に運んできてくれたことに感謝することしかないな」って、そう思っています。
MHさんの悲しみが日にち薬によって癒されますように。
  • 2015-03-07 18:01
  • URL
  • まるみ #-
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