ムール貝たんまりのレッドカレー。
【夜ごはん】
なんか、全体的に赤い夕ごはん。
シメジと小海老とトマトのガーリック炒め、シラス納豆、糖質0g麺の豚キムチ味。
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TSUTAYAで「ルーシー」を借りようと思ったら20枚ぐらい並んでたのにぜーんぶ借りられていたので「マダム・イン・ニューヨーク」を借りて観ました。公式サイトの予告編はこちら。
上映してるときにとっても評判がよかったのに、映画館で観られなかったのです。
あまりに素晴らしかったので、もしかしたらDVDを買うかも。
主人公のインド女性が絵から抜け出たように完璧に美しく、最後まで見とれてしまいました。
英語ができないために娘に見下した物言いをされて傷つき、夫の言葉に傷つくのだけど、恨んだりという醜い感情にならず、用事で訪れたニューヨークで4週間の英語スクールに通う前向きなお話。
誰も死なないし誰も病気にならないし、誰も戦わないのに、すっごく面白い。
胸がいっぱいになる素敵な素敵な映画でした。
観おわったら、優しい、前向きな、希望や勇気がねえ、わくんです。映画の力ってすごいなぁって思える映画。
内容がねぇ、(インドのお母さんも日本のお母さんもおんなじなんだなぁ。夫婦の会話って日本もインドも似てるんだなぁ)ってびっくりしました。
盛り上がるところはネタバレになるから書かないけれど、夜中に一人で感動してウルウルしながら(いい映画だった!いい映画だったよぅ!)って興奮してました。
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昨日、黒いさんの体調が良くないので病院に行きました。
いえ、ガツガツ食べてトイレ散歩くらいはできるんですけどね。
腫瘍がここ数日で急に大きくなったので、万一の事態に備えて痛み止めをもらいに行ったけど、「自然に任せましょう。痛くないようにしましょうね」と言ってくれた爺ちゃん先生はお留守でした。
なので30歳ぐらいの若い先生が診てくれたのだけど、「インターフェロン」とか「サプリ」とか「最後まで美味しくごはんが食べられる薬」とかの話をなさいました。
治るならともかくしんどそうにしている黒いさん、役目を終えてゆっくり土に返ろうとしてる黒いさんを引き止めていいのかわからないので、私は黙っていました。
最後まで食欲が落ちない薬も、そんな不自然に空腹感や飢餓感を呼び起こすことがいいことなのか私にはわかりませんでした。
人も動物も、最後は飲みたくなくなり食べたくなくなり、消化器官がエネルギーを使わないようにして静かに穏やかに一生を閉じていくんじゃないのだろうかと思っているからです。閉じようとしてる消化器官に食べ物を入れたりしたら、治ることのない苦しみが長引くんじゃないかと恐れています。
私が黒いさんだったら、治らぬ病気になって長いこと病気と共存して、人間だったら90とか100とかの年齢になって静かにゆっくり命を終えようとしてるときに、おなかのすく薬なんぞ飲ませてくれるなと思うけれど。
私が命令すれば苦い液体の飲み薬でも我慢して口にするような黒いさんだからこそ、余計に「私が別れたくないから」という理由で苦しませたくはないのです。
先生のご気分を害さないように、やんわりと私の気持ちを伝えていけたらなぁと思案中です。
*検索したら私が言いたかったことは福井県の臨済宗のお寺さんのHPにまさにそのまま書いてありました。
臨済宗のお寺のHPの「自然死のはなし」参照。
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